【FPが解説】50代から副業はできる?無理なくできる方法を解説します

50代からの副業 マネー情報

50代男性会社員の方からのご質問です。

50代半ばの会社員です。いつも営業中に車のラジオで楽しく聞いています。
まだ50代とはいえ、そろそろ老後のことも考える年齢になってきました。
やはりお金の面が心配なので、収入を増やすために副業を考えていますが、どうせだったら退職後も続けられるようなことがいいな、と思います。年を取っても続けられるような内容のものがあれば教えてください

小宇佐
小宇佐

私、小宇佐がお答えします!

※CBCラジオ「北野誠のズバリ」で2018年12月10日放送されたテーマを記事にしております。
※ラジオ出演時のFPと本記事で解説するFPが異なる場合があります。ご了承ください。
※ラジオ放送時の法律・税制に基づいておりますので、記事閲覧時と異なる場合があります。ご了承ください。

60代以降でできる副業は?

小宇佐
小宇佐

60代以降でもできるようなものは、普通に考えるとアルバイトをしたりシルバー人材センターに登録したりということが考えられますが、今回はもう少し体や時間の負担の少ないものを考えてみます。

まずは「モノを売る」という視点で考えてみます。

最近はインターネット上のフリーマーケットやオークションも充実している為、自分が使わなくなったものを売ることが簡単にできるようになってきています。

ただ副業として考えると不用品はそう頻繁には出てこないため、自分で手作りしたものを売るといいですね。

手作り品で動きの良い分野は、バッグやポーチ、洋服、インテリア雑貨、家具など手芸の腕が活かせるものです。

ただ男性だと手芸が得意な方は少ないので、今注目されている「繁殖ビジネス」を検討するのも面白いかも知れません。

繁殖ビジネスとは

小宇佐
小宇佐

例えばメダカやカブトムシの幼虫、多肉植物などの動植物を育ててネットオークションなどで売るビジネスです。

購入する人や愛好家が多い動植物をピックアップし、更に以下のメリットがあります。

  • 環境適応能力が高く
  • 繁殖力も高く
  • 小さくて搬送しやすい

という条件を満たすと自宅の一角で飼えたり育てたりでき、やればやるほど利益が出るしくみが完成します。

メダカを例に取ると観賞用の希少な種のものだと雄雌ペアで数千円から数万円で売れることも珍しくないようです。

またそこまで高く売れなくても需要が多いことと、繁殖力が高く元手がかなり低くて済むためビジネスとして失敗しにくくなっています。

繁殖ビジネスは選ぶ内容によっては、将来性・継続性ともとても面白いのではないかと思います。

モノを売る以外にはある?

小宇佐
小宇佐

「サービスを売る」という視点で考えてみましょう。

例えば、以下のものが考えられます。

  1. 「着物の着付けや編み物、パソコン、料理、英語」など自分が得意とすることを教える
  2. 人生経験を活かして会社のこと生活のこと、結婚、離婚、介護、相続など人の悩みの相談に乗る
  3. 文章が得意であれば体験談や感想・レビューを書く

遊休資産の貸し出しもおすすめ

他にも「遊休資産を貸し出す」とい方法もあります。

例えば、使ってない部屋やスペースを物置として貸し出したり、使ってない駐車場を貸し出したりします。

商品で言うとベビーベッドや高級バッグ、高級時計、電動工具など、高価だけど一時的にしか使用しないものが人気のようです。

こういった方法は、体力もあまり使わず、人間関係から来るストレスもないので特にシニア層から注目されています。

利用する相手を探すには?

小宇佐
小宇佐

ポイントになるのは、インターネットの活用です。

今やインターネット上のサービスはほとんどの場合スマホでも使えます。

また各サービスごとにアプリがあったりしてかなり使いやすくなっています。

例えば、講師と生徒をマッチングするサービスも整っていますので、そのようなサービスに登録すれば、人に特技を教えたり、得意分野の相談に乗ったりすることは容易にできるようになりました。

文章が得意であればネット上でライターの仕事も探せますし、自分でブログを作って広告収入などを得ることもできます。

パソコンスキルも必要

モノを売る場合でもやはりインターネットの活用は必須となってきています。

とは言ってもそこまで難しい知識などは必要ありません。

普通にインターネットが見れたり、検索ができたり、サービスに登録することができれば、今の時代さまざまなことが可能になります。

質問者の方も50代ですので、おそらく日常でパソコンやスマホなどを使っているのではないかと思います。

これから10年、20年と経ってくるとほぼ全ての人がスマホなどを介してインターネットを使うことになるので、そのあたりの最低限の知識やスキルは押さえておいた方が良いですね。

資産運用や副業について、詳しく知りたい方は小宇佐・針田FP事務所にご相談ください。

小宇佐・針田FP事務所への問い合わせはこちら

タイトルとURLをコピーしました