健康とお金の関係は?FPが具体的な費用を解説します

健康とお金 マネー情報

40代男性から、健康とお金の関係についての質問です。

40代に突入した後、体力の衰えを感じたり体調不良になったあと回復に時間がかかることが多くなりました。
最近では恥ずかしながら不摂生がたたり肥満気味にもなってきています。
よく『不健康だとお金がかかる』と言いますが、健康な人と不健康な人ではお金の面でどのくらいの違いが出るものなんでしょうか?
今から始めるダイエットのモチベーションを上げるためにもぜひ教えてください

小宇佐
小宇佐

私、小宇佐がお答えします!

※CBCラジオ「北野誠のズバリ」で2019年2月18日放送されたテーマを記事にしております。
※ラジオ出演時のFPと本記事で解説するFPが異なる場合があります。ご了承ください。
※ラジオ放送時の法律・税制に基づいておりますので、記事閲覧時と異なる場合があります。ご了承ください。

健康状態は食費に反映される

小宇佐
小宇佐

まず一番分かりやすいのは食費ですね。

「あんまり食べないけど太ってしまう」とか「水を飲んでも太る」とか言われる方もいらっしゃいますが、生きるために必要なカロリー以上に摂取しないと太ることはありません。

例えば、お昼ご飯をコンビニで買う時にカップラーメンとかスイーツなども一緒に買ってしまうとプラスで300円とか500円とか余分に出費してしまいます。

お弁当だけの方と比べると月換算で6,000円から10,000円、年換算だと10万円前後の余分な出費となります。

何十年か続くと結構な違いが出てきます。

肥満で病気にもなりやすい

小宇佐
小宇佐

肥満だけでなく不健康、不摂生だと医療費がかかってきます。

例えば高血圧症になったりすると医療費・薬代などを合わせて月に5,000円から10,000円くらい必要になってきます。

こちらも何年も積み重ねていくと大きな違いとなってきます。

健康だと得することは?

小宇佐
小宇佐

昔から「体が資本!」と言われるように健康であれば長期間、ベストな状態で働くことができます。

体を壊すと生活・収入・環境など全てが悪くなります。健康維持は財産や家族を守ることと同じだと言えます。

また健康だと長生きできます。OECD(経済協力開発機構)のレポートによると重度の肥満者は正常な体重の人に比べると8~10年早死にする可能性が高くなります。

健康で長生きであれば、受け取れる年金も多くなりますし、年金の「繰り下げ受給」を行い、毎月の年金額を増やしてより多く受け取ることもできます。

また資産運用をしている方なら、より長期の運用ができますので複利効果を合わせるとここでも結果に大きな違いが出てきます。

健康であれば毎月の支出も有利、更に長生きできるので長生きによる収入や運用の違いも合せると更に得するということですね。

食事の質を上げることが大切

小宇佐
小宇佐

気を付けることは支出を減らそうとすると食費を抑える、と考えてしまいますが、おススメしたいのは食事の質を上げることです。

野菜や果物、つまり食物繊維、ビタミン、ミネラルの摂取量が多い人は病気になりにくいことが分かっています。

食材の質を上げることや料理の時間を取ることは健康で長生きするための「先行投資」と言えます。お子さんがおられる方なら尚更です。

OECDのレポートでは、少なくとも片親が肥満の家庭の子どもは肥満率が3~4倍高いという結果も出ています。親の食生活は当然ですが子どもにも影響してきます。

肥満の具体的な基準は?

小宇佐
小宇佐

ご自身の身長を基準にすると「これ以上太ると肥満!」という体重は「身長(m)× 身長(m)× 25」となります。

「もっとも病気になりにくい体重」は「身長(m)× 身長(m)× 22」とされています。

ダイエットされるのであればこのあたりの体重をひとつの基準として目指されると良いですね。

お金や資産運用の実践的なやり方について、詳しく知りたい方は小宇佐・針田FP事務所にご相談ください。

小宇佐・針田FP事務所への問い合わせはこちら

小宇佐 拓宏

小宇佐・針田FP事務所代表ファイナンシャルプランナー。住宅マネープランナー協会代表。2001年早稲田大学人間科学部卒業後、マンションデベロッパー・損保系大手生命保険会社での経験を経て2010年小宇佐FP事務所として独立。2011年小宇佐・針田FP事務所に名称変更専門分野は投資・運用。自らもFXや米国株投資を積極的に行う。

マネー情報
シェアする
小宇佐・針田FP事務所
タイトルとURLをコピーしました